【レビュー】Kingdom Come: Deliverance IIの魅力を点数付きで解説!

ゲームレビュー
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皆さんこんにちは!
今回は中世の世界観が楽しめる
Kingdom Come: Deliverance II(キングダムカム・デリバランス2)
をプレイした感想を記載していきたいと思います!

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評価

Kingdom Come: Deliverance II

総合点:86点/100点

Kingdom Come: Deliverance続編
自由度の高いゲーム性

ストーリー 85点

史実とフィックションを融合させたストーリー

Kingdom Come: Deliverance IIでは、
前作に引き続き15世紀初頭の神聖ローマ帝国・ボヘミア地方を舞台に、
鍛冶屋の息子「ヘンリー」の成長と復讐の物語を追体験することができます。

物語は前作のラストからの内容となっており、
「家族を奪われた青年が復讐と信仰、そして騎士としての誇りを見出していく」という、
ストーリーが展開されていきます。

前作をプレイしていない方でもプレイしやすいように、
冒頭で前作の振り返りが用意されており、安心して物語を楽しめる配慮もされています

進行は基本的にリアルタイムの会話やイベントシーンが中心になっており
戦闘や探索パートが物語の合間に挿入される形になります。

ムービー中心の物語ではなく、
自らの行動や選択によってストーリーが分岐する「体験型の物語」となっているのが特徴です

物語の中には、実際の史実に基づく出来事や政治的背景が緻密に描かれており
イベントのひとつひとつに歴史的な重みを感じられる内容になっています

登場人物たちもそれぞれの立場や思想に従って動いており、
単なる善悪の構図ではなく「人間らしい行動」がストーリー全体を引き立てていました

特に印象的なのは、騎士としての成長を通じてヘンリー自身が何を信じ、
何を選ぶかを問われ続ける点で

選択によって途中までのストーリー展開が変わっていくのは本作ならではの魅力です

全体的な評価は本作のストーリーは「史実とフィクションが融合した中世ロールプレイ」として、
RPGとしての世界観を存分に楽しめるクオリティに仕上がっていました

前作ファンはもちろん、
中世の歴史物語に触れてみたい方にもおすすめできる作品です

グラフィック 80点

作り込まれた中世世界とリアルな3Dモデリング

Kingdom Come: Deliverance IIでは、
まさに「本物の中世ヨーロッパを歩いているかのような感覚」を味わえるほど、
ビジュアル面が大きく進化しています

建物の構造や街の雰囲気、森や草原といった表現がすべてが丁寧に作り込まれており
歴史的な正確さとゲームとしての美しさが見事に融合されています

特に日の光や天候の移り変わりによる陰影表現など
時間経過の表現を上手く表現しており、没入感を生み出しています

そしてUIやインベントリ画面、
クエストログといったメニュー関連のビジュアルも、
雰囲気を壊すことなく中世の書物や装飾を思わせるデザインになっており、
全体を通して世界観を壊さない丁寧な演出がされていました

また、キャラクターモデリングに関しても前作より向上し
表情やしぐさ、衣服の質感などが精密に再現されており、
会話イベントや戦闘中の細かな動きにも進化が見られました

戦闘時にはヘンリーの体や防具に血や泥が付着したり、
ダメージの蓄積によって装備の見た目が変化するなど
視覚的な演出でも戦場の過酷さが表現されている点も大きな魅力です

しかし、オープンワールドで作られているためか、
一部バグも多くキャラクター同士がめり込んでいたり、
屋根の上にキャラクターが突き刺さっていたりと

ネタとして笑える部分もあればリアルさに表現に欠けてしまう場面もあり
ここの捉え方次第で評価も変わってくる印象でした

システム 85点

リアルさとゲーム性が上手く融合されたシステム

Kingdom Come: Deliverance IIでは
中世RPGらしいリアルさと
ゲームとしての面白さのバランスが上手く作られており
世界観に浸りながらもゲームとしての面白みを作り込まれていました

戦闘システムでは、武器の種類や構えによって攻撃の軌道が異なり
ただボタンを連打するのではなく、
タイミング・距離・角度を意識する戦いが求められるので

初心者の方には難しいイメージもありますが
よりリアルな戦闘を楽しむことができます

さらに、剣術・射撃・会話などあらゆるスキルがプレイヤーの行動によって
成長していく自由度の高い成長システムも魅力的でした

また、食事や睡眠、体調管理といった生活要素も含まれており
「現実のように生きる」という体験がそのままゲームに落とし込まれています

メニュー画面やスキルツリーなども中世風のインク装飾が施されていて
機能性とデザイン性が両立されており、
世界観を壊さずゲーム性としての面白みも作り込まれていました

BGM 80点

心を揺さぶるオーケストラBGMと場面演出

Kingdom Come: Deliverance IIでは、
オーケストラによる重厚なBGMが場面ごとに自然と切り替わり
物語と一体化したBGMを楽しめます

静かな村の雰囲気から戦闘の高揚感まで、
演出の一部として音楽が機能しており、
特に重要イベントでは映画のような臨場感と感動を演出してくれました

やり込み度 100点

サブクエストから育て方など自由に遊べる

Kingdom Come: Deliverance IIのやり込み要素は、
メインストーリー以外にもサブクエストなどや豊富なやり込みが用意されています

サブクエストはただのお使いではなく、
それぞれに背景やストーリーがあり、プレイヤーの選択によって展開が大きく変化します

ちょっとした選択が人間関係や物語の未来に影響を与えるため、
何度プレイしても新しい発見があるのが特徴です

さらに、鍛冶、狩猟、説得、盗み、錬金術など戦闘以外の要素でもやり込みも豊富で、
スキルを磨けば磨くほど新たな行動ができるようになり
プレイヤーの育て方次第で出来ること反映される自由度の高さが魅力です

一本道でストーリーを楽しむだけでなく、
オープンワールドとしてやり込める要素がかなり用意されていました

最後に

RPGでありながらもやり込み要素抜群のゲーム性。

続編として作られた本作はまさに正統進化した続編となっており、
様々な部分がより魅力的に作り込まれていました

世界観とゲーム性から人を選ぶ作品にもなっていますが
ハマれば時間を忘れて遊べるほどの出来になっていますで、
気になった方はぜひ遊んでみてください。

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