皆さんこんにちは！
今回はNINJA GAIDEN2のリメイク作品、
「NINJA GAIDEN 2 Black」
を実際にプレイした感想を記載していきたいと思います。
評価
総合点：77点/100点
ニンジャガイデン2のリメイク版
ゴア表現が戦いの残忍さを表現
※Z対象作品の為18歳未満の方はプレイを控えましょう。
ストーリー 70点
ステージ進行がメインの簡易的な物語
まずストーリーの概要として、
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CIAのエージェント「ソニア」は、闇の一族が邪神を復活させようと暗躍し始めたことを知り、
龍の末裔である隼一門の超忍「リュウ・ハヤブサ」に知らせるべく、
「村正」へ行くが、店主のムラマサからリュウがどこにいるか知らないと返される。
直後、龍の末裔の宿敵である地蜘蛛一族の追っ手「闇の羅刹」が店を襲撃する。
リュウは駆け付けるが、ソニアは「闇の羅刹」にさらわれてしまう。
ムラマサから事の成り行きを聞いたハヤブサはソニアを救出するため、
高層ビルに巣食う地蜘蛛一族に対し闘いを開始した。
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というNINJA GAIDENならではの独特な世界観のある物語となっています。
本作ではNINJA GAIDEN2のリメイク作品となっており、
基本的な物語に変更はありません。
しかし一部ボスに変更があったり、
新規キャラクターが登場したりとちょっとした新要素も加わっており、
リメイク作品ならではの工夫もされていました。
物語の進行は非常に簡易的で、
ステージ進行と共にサクッと見れるムービーが流れる程度なので、
あくまでもステージ進行のきっかけとして作られている印象でした。
ただ、物語自体はキャラクターのフルボイスや美しいグラフィックで作られているので、
決して雑に作られた印象も感じず、
ストーリー重視ではありませんが違和感のない出来となっていました。
グラフィック 90点
高グラフィックで楽しめるニンジャガイデン2
NINJA GAIDEN2 Blackでは、
NINJA GAIDEN2 のリメイク作品となっており、
ゲームエンジン「Unreal Engine 5」を使用した非常に高グラフィックで、
本作を楽しむことができます。
ムービーからゲーム画面までの全てが向上しており、
コーエーテクモゲームスならではの、
女性キャラクターの魅力的なデザインも健在でした。
また、本作では戦闘時のゴア表現（出血や欠損）も規制がなく、
日本では数少ないグロテスクな戦闘も楽しむことができます。
ゴア表現が解除されたことから、
戦闘での臨場感や敵と戦っている感覚もより鮮明に伝わり、
NINJA GAIDENシリーズの魅力を引き出してくれています。
システム 80点
無双ゲームでありながらも充実したアクション要素
NINJA GAIDEN2 Blackでは、
複数の敵が一度に襲いかかり次々と倒していく「無双アクション」がメインとなっています。
無双アクションといえば
ボタンをひたすら連打して倒していくイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが、
本作では無双アクションでありながらもしっかりと難易度の高い戦闘が要求され、
ただ連打しているだけでは勝てない仕様になっています。
モブ敵との戦闘に関してもただ攻撃するだけではなく、
敵の攻撃時にはガードや回避を行いながら戦わないと勝てなかったり、
油断していると瀕死の敵が自爆攻撃をしてきたりと、
序盤から終盤まで難易度の高めの戦闘を楽しむことができます。
しかし、難易度高めといっても近年流行っている死にゲー（SEKIRO・Darksoul）
ほどの鬼畜さもないので、
序盤である程度慣れてしまえばスピード感のある戦闘も楽しめるようになり、
無双ゲームとしての爽快感も味わうことができます。
また、アクションについても、
基本的には弱攻撃と強攻撃になりますが、
ボタンの組み合わせによって攻撃の種類が変わったり、
忍術を使った大技や刀・棍棒・鎖鎌などなどメイン武器の種類も豊富なので、
どういったスタイルで戦うのかはプレイヤーの好みで楽しむことができたりと、
充実したアクションを楽しむことができました。
しかし一つ気になった点としては、
カメラワークの悪さが目立ち、
移動中での視点見ずらさや、戦闘時では視点の修正を常に行わないと戦いずらかったり
と気になってしまう印象でした。
BGM 70点
和をメインにした激しいBGM
NINJA GAIDEN2 Blackでは、
常に敵との戦闘がメインとなっているので、
各場面に合わせたBGMは少なく、常時戦闘時のBGMが使用されています。
曲調は和楽器を使った曲調で激しめなテンポで、
無双アクションとしてのスピード感を引き立たせてくれています。
やり込み要素 75点
新プレイアブルキャラの追加・難易度設定も可能
NINJA GAIDEN 2 Blackでは、
新要素として他ゲームでも人気キャラクターとして登場している、
「紅葉」「あやね」「レイチェル」の３キャラクターを使用することができるようになり、
それぞれアクションも違うので、リマスター版ならではのやり込み要素となっていました。
また難易度の種類も豊富で、
初心者に優しい「最強の忍」や最高難易度の「超忍への道」など
プレイヤーのスキルに合わせた難易度で楽しむことができるので、
クリア後の周回要素として楽しむことも可能です。
しかし本作では基本的に一本道のゲーム進行になるので、
あくまでも周回前提のやり込みがメインになっている印象でした。
最後に
NINJA GAIDEN 2のリメイク作品。
戦闘時のアクションの作り込みや、
ゴア表現による他のゲームにはない描写など、
NINJA GAIDENシリーズならではの魅力が詰まった作品でした。
本作はリメイク作品となっていますが、
2025年頃に新作となる「NINJA GAIDEN 4」の発売が発表されているので、
新作に向けて遊んでみるのもおすすめです。
ただし、本作では年齢規制Z版となっているので、
１８歳未満の方はプレイを控えましょう。
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