皆さんこんにちは!
本日は「バイオハザードRE2」の感想を記載していきたいと思います!

評価
総合点:81点/100点
帰ってきた名作!
リメイクでさらに遊べるパワーアップ作品

ストーリー 80点

レオン編・クレア編を選択しストーリーが展開される
バイオハザードRE:2では、物語の大筋はオリジナル(バイオハザード2)と変わりませんが、
キャラクターや物語の細い部分に少し変更が加えられているので、
オリジナル(バイオハザード2)をプレイした方でも楽しめるようになっています。
話の概要としては
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レオン編:警察学校を卒業したレオン・S・ケネディは、ラクーンシティ近郊で起きている猟奇殺人事件に興味を持ちラクーンシティ警察署に赴任希望を出していた。その希望は通りラクーンシティ警察署に勤務することになるが、赴任日に待機命令が出されて以降何の連絡がない。その事を疑問に思ったレオンは、自らラクーンシティに赴くことにする。
クレア編:両親を早くに失い、兄からの仕送りで生活しているクレア・レッドフィールドは、ラクーンシティで警察官をやっている兄と連絡がとれなくなったことを不審に思いラクーンシティへやってきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という話からそれぞれストーリーが動いていきます。
レオン編とクレア編ではステージは一緒ですが、
全く違う内容でそれぞれストーリーを楽しむことができ、
他にもレオンとクレアのストーリーは同じ時系列で進んでいるので、
レオン編で動いていた時、クレアはこういう行動をしていたというのがクレア編でわかったりと
非常にストーリーが細く作られています。

まるで1本のソフトで2本分のゲームを楽しんでいるような
ボリュームのある内容となっており、ストーリーの安定した面白さも含め、
非常にやりがいのあるストーリーでした。
グラフィック 80点

進化したグラフィック!
敵から主役、ステージまでもがよりリアルに進化しており、
オリジナルをプレイした人でも新鮮味を感じました。

本作のトラウマでもあるタイラントについては、より迫力のある姿には進化したグラフィックにより、
最も怖い存在でプレイした人は一度は安全地帯を探したことでしょう。
さらに現代で進化したグラフィックの中でよりリアルに再現された今作では、
オリジナルとは違う怖さを実感できるんじゃないでしょうか。
システム 85点

ヘッドショットの難しさやゾンビから逃げる恐怖など難しさは健在
リメイク作品により現代ユーザーの方向けによりプレイしやすくなりましたが、
一部オリジナル(バイオハザード2)での難しさを引き継いでいます。
本作のヘッドショット判定は、一般的なFPSとは異なります。
敵の頭にエイムを合わせただけでは即座に命中せず、
数秒間じっと照準を固定することで初めて正確に狙いが定まる仕様になっています。
そのため、焦って引き金を引いてしまうと、
たとえエイムが頭に合っていても外してしまい、
逆に敵にやられてしまう場面も少なくありません。

このような、あえて不自由に設計されたリアルなエイム操作が求められることで、
敵が目前に迫る中でも冷静な判断と操作が必要となり、
ゾンビの恐怖をよりリアルに感じさせるホラーゲームらしい緊張感を生み出しています。

また、本作では回避アクションのような動きは用意されておらず、
ゾンビに遭遇した際は「銃やナイフで倒す」「うまく距離を取って逃げる」
かの判断を常に迫られます。
無闇に攻撃しているとすぐに弾薬やナイフの耐久が尽きてしまい、
肝心な場面で反撃手段がなくなってしまうこともあります。
そのため、敵との距離や装備の残量を常に意識しながら行動しなければならず、
一つひとつの選択に緊張感が生まれるよう設計されており、
このリソース管理と状況判断のシビアさも、
ゾンビホラーとしての恐怖をより引き立てる要素となっています。
BGM 70点
不安を煽られる不気味なBGM
本作ではホラーゲームにふさわしい不気味なBGMが使われ、
ゾンビ達が襲ってくる様は、より怖さを増大させます。
基本的にささやくほどにあまり目立たないBGMが多いですが、
そこから突如と現れるゾンビ達の叫び声がより恐怖を引き立たせていました。
やり込み度 90点

クリア後もたくさん遊べる力の入ったリメイク作品
本作はストーリーだけでも「レオン編」・「クレア編」と2つの構成で
内容に変化はありませんが、裏モードをそれぞれプレイすることができ、
アイテムの配置が変わっていたり、
裏でしか見れないムービーなどもあるので新たにプレイするのもおすすめです。
そんなストーリーをクリアするだけでも十分なボリュームがありますが、
クリア後も十分なやり込み要素が用意されていました。
クリア後はエクストラモードを遊べるようになり「ハンク編」と「豆腐編」の2種類で、
ハンク編は裏シナリオのクリア、豆腐編はハンク編のクリアで解放されます。
また、「エクストラモード」は難易度の高いモードで、
メインとは全く別のストーリーなのでまた新鮮味のあるプレイが楽しめました。
そして「ハンク編」ではバイオシリーズで愛されているキャラクターの1人としてハンクが登場し、
警察署を脱出するまでのタイムアタックが楽しめます。
最初から所持している武器を経済的に使い、様々な敵を倒しつつ脱出を目指すので、
全体のボリュームは少ないですが、怒涛の敵ラッシュにより、
「ここはどういう武器を使ってどのように突破すれば良いか」など意外とやり込みが必要でした。
また豆腐編のついてもステージ構成は同じですが、
なぜか豆腐が銃を持ったキャラクターを動かして、
警察署を脱出するという謎コンセプトで、
さらにゾンビに噛まれると豆腐が実際に欠けたりなど
ネタでありながらも作り込みがされていました。
豆腐以外にも「プリン」など様々な柔らか食材になり、
それぞれ武器はグレネードのみ・火炎放射器のみなど、
縛りプレイでのタイムアタックで登場するので、
普通に難易度が高く、笑いながらプレイしていた私も後半はガチでプレイしていました。

そしてエクストラモード以外にも無料追加DLCにより、
ゴーストサバイバーズの攻略もやり込み要素のひとつ。
本編で犠牲になった3人の人物が、「もしも生き残ったら」という
IFストーリーを楽しめることができるなど、
それぞれ短編ですがどれも気になるストーリーとゲーム性に非常に楽しむことができました。
これらが本編終了後に遊ぶことができるのは、相当な作り込みが感じられました。
最後に
本作はリメイクでありながらも決して手を抜かない相当な作り込みが感じられました。
プレイして損はない見事なゲームだったので少しでも興味が沸いた方は
是非プレイしてみてください。
また、REシリーズは現在RE:3・RE4と続々とリメイクされているので、
シリーズを通してのプレイを楽しむのもおすすめです。
コメント