皆さんこんにちは！
今回は真・女神転生Vからさらに遊びやすく・新要素満載の
「 真・女神転生Ⅴ Vengeance」
を実際にプレイした感想と無印との違いを記載していきたいと思います！
評価
総合点：84点/100点
追加要素が満載！
魅力的な悪魔が多数登場
ストーリー 85点
新たに追加されたシナリオと既存のシナリオの２つが楽しめる
ひとつは真・女神転生Vで語られたストーリー「創世の女神篇」。
そしてもうひとつは、
虐げられた者たちによる復讐調「復讐の女神」
が新たに遊ぶことができるようになっています。
「復讐の女神篇」は、中盤までは「創世の女神篇」のシナリオと重複していますが、
中盤以降大きく変化し、
最終的にはまったく異なる結末を体験することができるようになっているので、
戦闘や悪魔追加などの新要素含め、
前作を遊んだ方でも問題なく楽しめる工夫がされていました。
そしてどちらも世界観的には異世界である
荒廃した世界を中心に物語が進み、
全体的にダークな印象が強い作品となっていました。
初めてプレイする方にとっては
シナリオを含め少し複雑に感じるかもしれませんが、
ハマればハマるほど他シリーズ作品も遊んでみたいと思えるほどの、
独特な世界観と作り込まれたシナリオになっています。
プレイ時間は約80時間と言われており、
サブクエストやレベル上げの要素も豊富に用意されているので、
総合すると80時間以上遊べるポテンシャルは充分に揃っていると感じました。
グラフィック 80点
PS5・PCでより綺麗なグラフィックで楽しめる
前作はSwitch専売となっており、
他機種では遊べなくなっていたなか、
本作からはPS4,5・PC・XBOXなど様々な機種で遊べるようになり、
Switch版より高グラフィックかつロード短縮でより快適に遊ぶことができます。
※Switch版では前作でのデータを一部引き継ぐことができたり、
携帯機としても快適に遊べるので、
一概にもSwitch版意外がおすすめというわけではありません。
そしてステージではオープンワールドに近い自由に探索できる場所も多く、
本作からはさらに探索できる場所も増え、
より本作の世界観を高グラフィックで味わうことができました。
また、本作からは新たに７０体の悪魔が追加され、
計２７０体もの悪魔が登場し、
可愛い悪魔から怖い悪魔・変わった見た目の悪魔など
様々な悪魔が登場するので、
悪魔を集めるだけでも十分に楽しむことができました。
システム 85点
難易度高めの戦闘や悪魔育成の楽しさが魅力
戦闘としてはコマンドバトルとなっており、
それぞれのキャラクターのスタイルに合わせた戦闘を行なっていきます。
難易度としては通常のコマンドバトルより少し高めに設定されたおり、
属性などの相性を敵ごとに合わせ戦わないと戦闘が不利になる
よう作り込まれていました。
雑魚敵でも油断しているとやられてしまうほどの強さがあるので、
味方のレベル上げや戦略性が必須となり、
中盤あたりで戦闘が飽きがちな方でも、
常に新鮮味のある戦闘を楽しむことができるかと思います。
また、悪魔たちにはそれぞれユニークスキルが本作から追加されているので、
固定の悪魔を使うというより、
いろんな悪魔を仲間にして各戦闘に合わせて戦わせるなど
より幅広いパーティー構成ができるようになったのも魅力の一つとなっていました。
そして本作のもう一つの魅力は悪魔たちの育成になります。
中でも一番プレイヤーが楽しめる要素が悪魔と悪魔を合体させ
全く異なる悪魔を召喚することができる「悪魔合体」です。
悪魔合体ではステージ上では見た事のない悪魔を仲間にできたり、
組み合わせによっては非常に強力な悪魔を作れたりと、
ストーリーを忘れてひたすら悪魔合体を楽しんでしまう
プレイヤーがよくいるほど非常に作り込まれていました。
その他にも前作からより快適にプレイしやすくなった
「どこでもセーブ」や「全体マップの使いやすさ」など
プレイ環境面でも様々な要素が追加されているので、
全体的にストレスなく遊ぶことができました。
BGM 80点
雰囲気を作り出すダークな世界観
世界観としては基本的にダークな印象が強く、
登場するキャラクターもほとんどが悪魔なので、
BGMは不穏でありながらも迫力のある独特な曲調が多く使われていました。
そんなBGMが本作の世界観をより作り出しており、
戦闘中もプレイヤーの気持ちを昂らせてくれました。
やり込み度 90点
新たな追加シナリオに加え育成も楽しい
本作では前作の完全版と言われており、
「前作をプレイした方にとっては充分に遊べないのではないか」と
心配されていましたが、新たな追加シナリオは
１本分のソフトと変わらないほどのボリュームとなっており、
前作を遊んでいた方でも充分やり込める要素となっていました。
また初見の方にとっては前作に用意されていたシナリオを含め、
80時間以上ものプレイ時間が新鮮な状態で楽しめるので、
普通に遊んでいるだけでも満足できる作品になっていました。
そして、悪魔の育成に関しては、
270体もの悪魔が登場するので、
プレイヤーの好みに合わせてチームの育成も可能ですし、
「悪魔合体」に関しては、様々な組み合わせが用意されているので、
試行錯誤しながらの悪魔合体を繰り返しつつ育成していくだけでも、
1日を潰せてしまうほどのやり込みと楽しさが含まれていました。
最後に
大人気シリーズのさらに進化した最新作。
発売前までは「完全版商法」として不満を漏らしていた方も多い作品でしたが、
実際にプレイしてみると追加ストーリーのボリューム・新要素追加などの
新作１本分と変わらないほどのクオリティに満足しているプレイヤーも多い印象です。
また、前作をプレイしたことがない方に関しては、
充分といっていいほどのやりごたえとクオリティの高さが備わっている作品なので、
自分に合った機種で遊んでみてはいかがでしょうか。
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