皆さんこんにちは!
今回は名作ホラゲー『Ib』をプレイした感想を
記載していきたいと思います!
評価
総合点 79点/100点
PC向けから家庭用ゲーム機まで移植された
人気ホラーゲーム
ストーリー 90点
ホラゲー界の新たな名作
話の概要としては、
両親と美術館に訪れた少女のイヴ。
色々な作品を観ていたイヴだが、ふと気がつくとひとりぼっちになっていた。
誰かいないか探し回っていると、美術館に異変が………
というように美術館に異変が起き展示されている美術品が次々とイヴに襲いかかってきます。
この美術館に何が起きたのか、イヴは生きて帰ることができるか2Dホラーで物語が進んでいきます。
本作の魅力としては、ただのホラーゲームだけではなくストーリーに魅力があり、
イヴ以外にも登場するギャリーやメアリーというイヴと同様に
この美術館に迷い込んでしまったキャラクター達と共に生き延び、
展開されるストーリー構成は終始ダレることなく楽しむことができました。
また、本作ではマルチエンド(複数のエンディング)があり、
それぞれのキャラクターがとった行動によって、運命が変わってしまうので、
一度クリアした後も別のエンディングを目指して
プレイしてしまうほど魅力のあるストーリー展開になっているで、
最後の方ではホラーゲームということを忘れてプレイしてしまいました。
グラフィック 80点
美術作品が襲いかかってくる恐怖の演出
本作では登場するイヴなどの主要キャラクター達も魅力的ですが、
襲いかかってくる美術作品達が特に工夫されています。
例えば美術絵にそれぞれのタイトルが付いており、
その絵の中にヒントが隠されていたり、
描かれている人や物が飛びたして襲ってきたりそれぞれの絵全てに意味があるように細く描かれています。
また、展示品の石像やその他小物もイヴ達に襲いかかってきたり、
時には助けてくれたりとそれぞれの展示品に魅力がありました。
プレイ中はどの展示品が襲いかかってくるのかもわからず、
初見ではプレイヤーを驚かしてくるギミックに肝を冷やした方も多いかと思います。
システム 80点
操作キャラクターの行動がエンディングに関わる
本作では一本道のストーリーではなく、マルチエンド(複数のエンディング)になっているため、
プレイヤーの選択した行動によってイヴ達の運命も変わります。
操作キャラクターはストーリーが進むにつれイヴ・ギャリー・メアリー
とそれぞれパートごとに入れ替わっていき、
イヴ操作時にとった行動がギャリーやメアリーに影響したり、
ギャリーがとった行動により同じくイヴやメアリーの運命にも影響が出てくるので、
それぞれのキャラクターがどう選択肢をとるのかは、
プレイヤーを考えされるいいシステム構成でした。
もともとインディー作品だったibはクオリティーの高いゲーム性に
非常に楽しむことができました。
BGM 70点
不思議で奇妙な世界観を作り出すBGM
BGMでは世界観を作り出すために、少量の音で実際に美術館で流れているような曲が使われています。
あえて怖くなるようなBGMは使わず癒しのような曲調から、
突如と襲いかかってくる美術品のギャップに
より怖さが引き立ち絶妙な世界観を作り出していました。
またびっくり要素も多数用意されているので、
プレイヤーに精神的恐怖を与える要因としても役立っていました。
やり込み度 75点
マルチエンディングを求めて複数周回
本作ではマルチエンディングとなっているため、
真のエンディングを1回目で見ることができる方はほとんどいないと思います。
それほど工夫されたストーリー構成となっており、
一つ一つのエンディングには「もっとこうなって欲しかった」「あの時こうすればよかった」
などプレイヤーの思考を突いてくるので、
1周目だけではやめられず、続けてプレイする方も多いかと思います
また、周回といっても分岐する場面の直前でセーブをしておけば最初からやり直す必要もないので、
周回が苦手な方でも少し頑張れば複数のエンディングが観れるようになっています。
本作ではストーリー中に物を集めるコレクション的なシステムや
クリア後の特典などはないので、
その点に関しては、エンディングを全て観た方にとっては
これ以上やり込む要素がなくなってしまうので、
ずっと遊べるかというといまいちな印象です。
しかし、本作はストーリー重視の世界観を楽しんでもらうゲームなので、
やり込み要素が少ないから良くないということでは決してありません。
最後に
発売当初はPCのみでしたが、
現在では家庭用ゲーム機まで移植されるようになりました。
ホラーゲームのおすすめとして人気の作品なので、
興味ある方は是非プレイしてみてください。
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