【レビュー】リトルナイトメアIIIの魅力を点数付きで解説!

4.0
ゲームレビュー
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皆さんこんにちは!
今回は待望のシリーズ作品最新作
リトルナイトメアIII
を実際にプレイした感想を記載していきたいと思います。

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評価

リトルナイトメアIII

総合点:77点/100点

二人プレイが可能になった最新作!
不気味な世界観は今作でも健在

あなたが思うリトルナイトメアⅢの評価は?

ストーリー 75点

2人主人公で遊べるようになったリトルナイトメア最新作

リトルナイトメアⅢの概要として、
歪んだ世界「ノーウェア」に閉じ込められた二人の子どもローアローンが、
鏡を通じて現実と悪夢が交錯する異形の街「スパイラル」を旅しながら、
恐ろしい住人たちを避けつつ脱出を目指す物語です。

不気味で不思議な世界観を描く『リトルナイトメア』シリーズは、
主人公の正体が明かされないまま物語が進み、
プレイヤーが進行するにつれて主人公すらも不気味に見えてくる独特な演出が魅力的です。

本作では二人の主人公が登場し協力プレイが可能になりましたが、
前作をプレイしている人にとっては、
この二人がどんな運命をたどるのかという不安と期待が、
これまでとは違った世界観を楽しめる作品になっています。

全体としてはシリーズらしい不気味さと独特の雰囲気はそのままで、
安定した『リトルナイトメア』らしさを味わえる内容でした。
プレイ時間は8〜12時間ほどと短めではありますが、
改変のない安定した世界観と物語の展開が魅力的でした。

グラフィック 90点

不気味な世界観とお馴染みのキャラクターも

リトルナイトメアⅢでは、
シリーズおなじみの不気味な世界観と独特なキャラクターたちが登場し、
主人公たちに次々と襲いかかります。

小さな主人公は自分よりもはるかに大きく恐ろしい存在となっており、
無力でありながらも生き残りを目指す演出は、
プレイヤーに壮大な冒険を感じさせてくれました。

本作に登場する敵キャラクターも変わらず不気味なデザインで、
初代からおなじみのキャラが登場したりと、変わらない演出も楽しむことができました。

また、力では到底敵わない強大な敵から逃げ延びながら進む緊張感や、
物語が進むにつれて徐々に異形へと変貌していく演出は、
「リトルナイトメア」ならではの魅力になっています。

さらに今作ではシリーズ初となる2人の主人公が登場し、
プレイヤーは最初にどちらかを選んでプレイすることができ、
それぞれ異なる役割を持っています。
レンチを使うキャラクターと弓を使うキャラクターという特徴的な2人を使い分け、
周回プレイで両方の視点から物語を楽しめる点も魅力の一つです。

システム 80点

それぞれで役割をこなす協力型形式に

リトルナイトメアⅢのゲーム性は、
今までのシリーズとは違い2人で協力し合いながら進む協力型のゲーム性になりました。

1人プレイの場合でも、CPUがもう一方のキャラクターを操作してサポートしてくれるため、
これまで通りソロプレイでも安心して楽しむことができます。
ただし、それぞれのキャラクターには異なる役割が設定されているので、
フレンドと協力しながらプレイするのがおすすめです。

2人プレイが可能になったことで、
敵から逃げたり仕掛けを解いたりといった場面ではより連携しながら進んだり、
恐怖の中でも協力し合いながらワイワイ楽しめる点が本作ならではの魅力でした。

また、ギミックの幅も大きく広がっており、弓でしか進めない仕掛けや、
レンチを使わなければ壊せない壁など、新しい要素が増え、
シリーズの持ち味である多くを語らない不気味な世界観を共有しながら、
プレイ後に考察を語り合う楽しみ方もしやすくなりました。

一方で、協力プレイの楽しさが魅力的でもあるため、
ストーリーをじっくり味わいたいソロプレイヤーにとっては、
プレイ時間(約8〜12時間)がやや短く感じられるという声もあり、
物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

BGM 80点

静けさの中にある不気味なBGM

『リトルナイトメアⅢ』のBGMは、
シリーズ特有の不気味さと静けさを表現したBGMが魅力的で、
恐怖を直接煽るのではなく、環境音や歪んだ環境音が、
プレイヤーをじわじわと追い詰めるような緊張感を演出していました。

また、敵に襲われている時の演出はプレイヤーに危機感を与え、
ホラーゲームならではの怖さも味わうことができます。

やり込み要素 60点

コレクション要素やRTAがメイン

本作の総プレイ時間は約8〜12時間と短めで、大きなやり込み要素は多くありません。
しかし、寄り道した場所で「人形」を集めるコレクション要素や、
トロフィー機能も用意されているため、探索の楽しみはしっかりありました。

また、もう一人の主人公で周回プレイを楽しんだり、
短いプレイ時間を活かしてRTA(タイムアタック)にも挑戦しやすい構成にもなっています。

そして、2026年には2つの追加チャプターがDLCとして配信予定となっているので、
長時間プレイするタイプの作品ではありませんが、
定期的に新しいコンテンツを楽しめる工夫が施されています。

最後に

待望のリトルナイトメアシリーズの最新作

本作は2人プレイが可能になり、
今までとは違ったギミックや展開が楽しむことができました。

謎の多いストーリーにもなっているので、
気になった方はぜひ考察もしながら遊んでみてください。

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