皆さんこんにちは!
今回は自らの選択で運命が大きく変わる
「No, I’m not a Human」
を実際にプレイした感想を記載していきたいと思います。
評価
総合点:84点/100点
周回が楽しめるマルチエンディング
他のゲームにはない不気味な世界観

ストーリー 85点

マルチエンディングで楽しめる不気味な世界観
No, I’m not a Humanは、太陽の光が強烈になった近未来を舞台に、
夜になると訪れる“来訪者”たちを受け入れるかどうかを
プレイヤーが判断するサバイバルホラーゲーム。

また、主人公が救った人々によって展開が変わるほか、予期せぬ出来事が次々と発生します。
そのたびにどう対応するかを常に迫られるため、
不安を抱きながらも「次はどうなるのか」と緊張感のある楽しさを味わえました。

独特なストーリーは謎を残すような展開ばかりなので、
一度クリアしてもまた違ったエンディングを見たくなるような
物語の構成にも非常に魅力的でした。
グラフィック 80点

レトロ調なデザインが不気味さを際立たせる
No, I’m not a Humanではドット調で描かれたレトロな雰囲気が魅力であり不気味でもあります。
キャラクターや背景はシンプルながらも丁寧に作り込まれており、
独特の世界観をしっかりと演出されていました。

特に夜のシーンでは、暗がりと不気味なキャラクターたちが、
プレイヤーに緊張感を高めてくれました。

訪れるキャラクターは誰が自分を襲う「来訪者」なのかわからない、
全てが不気味にできているデザインは他のゲームにはない魅力がありました。
システム 90点

人を襲う「来訪者」を緊張感あふれる探索と選択のゲーム性
No, I’m not a Humanのゲーム性は、家に避難してくるキャラクターたちの中から
人を襲う「来訪者」を見極めるサバイバルホラーとなっています。
彼らは夜になると人を殺す凶悪な存在であり、
プレイヤーは彼らを発見できなければ、全滅やゲームオーバーに直面してしまいます。

ルールは人狼ゲームに近く、
探索パートで1人ずつ検査しながら「来訪者」を探し出さなければなりません。
彼らは特定の身体的特徴を持っているため、プレイヤーはそれを頼りに判断し、
必要なら銃で排除することになり、誤って無実の人間を殺してしまうと人狼側が有利となり、
状況は一気に不利に陥りゲームオーバーとなってしまいます。

さらに、「来訪者」は周回ごとにランダムで入れ替わるため、
前回の経験がそのまま通用するとは限らず、
このランダム性と駆け引きが、本作最大の魅力となっていました。
また、生き残ったキャラクターとの会話によって物語が変化し、
エンディングも大きく分岐したりなど、
繰り返し挑戦することで新しい展開に出会える点もやり込み要素として大きな魅力でした。
一方で、来訪者を警戒して安易に家に入れない選択を続けていると、
特定のキャラクターによっては即ゲームオーバーになるケースもあります。
そのため、
常に人を迎え入れつつも見極めなければならない緊張感がプレイヤーを楽しませてくれました。

加えて、アイテムの活用によって普段とは違った立ち回りが可能だったり、
検査しても特徴が掴めないキャラクターがいたりと、
細かな作り込みもゲーム性として魅力的な部分でした。
BGM 80点
プレイヤーの不安を煽るBGMやSE
No, I’m not a Humanでは、
常に不安を煽るような不気味なBGMが独特な世界観を作り上げていました。
さらに、夜のパートでは来訪者がドアを叩く音など、
SE(効果音)によってもプレイヤーの不安を絶えず刺激し、
緊張感のある雰囲気作りになっていました。
やり込み要素 85点

分岐エンディングと周回しやすいプレイ時間
No, I’m not a Humanでは常に選択肢を求められる緊張感があり、
時間の流れがゆっくりに感じられますが、
実際の周回時間は約1時間ほどでクリアできる物語となっています。

短く感じるかもしれませんが、エンディングの種類は複数存在するので、
どういう条件で発生するのか、誰を生かしておかないといけないのかなど、
プレイしながら見つけていくやり込み要素は何度も遊びたくなる中毒性がありました。
また、状況によっては避けられない展開などもあるので、
すでに見たエンディングに行ってしまったり、ゲームオーバーになってしまったりなど、
難易度としてもかなり難しいので、
周回しても慣れない緊張感はゲームを楽しむための魅力的な要素にもなっていました。
最後に
不気味な世界観で楽しめるサバイバルホラーゲーム。
読めない展開に緊張感を味わいながら楽しめる本作は、
他のゲームにはない魅力をたくさん感じられました。
謎の多いストーリーにもなっているので、
気になった方はぜひ考察もしながら遊んでみてください。
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