【レビュー】SILENT HILL fの魅力を点数付きで解説!

ゲームレビュー
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皆さんこんにちは!
今回は和風ホラーとしての最新作
SILENT HILL f(サイレントヒルf)
を実際にプレイした感想を記載していきたいと思います。

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評価

SILENT HILL f

総合点:82点/100点

和風ホラーのサイレントヒル
社会的な問題をテーマに人間の怖さも表現

あなたが思うSILENT HILL fの評価は?

ストーリー 90点

日本を舞台としたサイコホラーゲーム

SILENT HILL fの概要として、
1960年代の日本・戎ヶ丘を舞台に、
高校生・深水雛子が霧に覆われ異形が潜む町で伝統や家族からの抑圧と、
自身の内面の葛藤に向き合いながら仲間や謎めいた存在と関わり、
複数の結末があるマルチエンディングとなっています。

大人気シリーズの最新作の舞台は日本となっており、
昭和ならではの風潮や景観が特徴的な世界観となっていました。

物語は不可解な言動や行動がプレイヤーを困惑させ、
物語が進むごとに真相が明らかになっていきます。

本作はZ指定ゲームにもなっており、
社会的問題となっているいじめなどをテーマに描かれています。
そのため、耐性がない方には精神的負担がかかる可能性もあるので注意が必要です。

しかし、話の流れとしては謎に包まれた人物やそれぞれの言動に意味があり、
常にプレイヤーに興味を与えてくれる展開にもなっていました。
グダるといった演出や展開もなく、
サクサクと物語を楽しむこともできるのが本作の魅力にもなっていました。


本作ではマルチエンディングになっており、
周回プレイ前提として楽しめる工夫などもされているので、
プレイヤーの考え方や捉え方でいろんな感情が出てくるのも魅力的でした。

グラフィック 75点

和風ホラーとサイレントヒルならではの不気味なデザイン

SILENT HILL fでは日本を舞台としているため、
昭和の町や古風な神社といった情景を取り入れることで、
和風ホラーならではの独特な不気味さを表現しており、
これが従来のシリーズにはない新たな魅力となっています。

また、サイレントヒルならではの奇怪な動きをする敵も登場し、
その特徴や個性はゲームプレイ中に手帳へと記録されていくため、
プレイを進めながら敵キャラの背景を確認できるようになっています。

総合的なデザインとしては、和風ホラーとサイレントヒルの魅力が見事に掛け合わさっており、
敵キャラに加えてストーリー上で登場する主要キャラの心境や感情の変化からも
人間の怖さが垣間見え、時には敵以上に恐ろしい存在として表現されていました。

一方で気になった点としては、登場する敵の種類が少ないことです。
ボス以外の敵は同じものが繰り返し現れるため、
物語が進むとまた同じ敵の登場が目立つので、
ステージが変わっても新鮮さに欠ける部分がありました。

そのため、後半は敵への恐怖よりも謎解きや演出に重点を置いて楽しむ形になってしまい、
もう少し種類を増やして新鮮味のある戦闘も求められた意見も多い印象でした。

とはいえ、全体的なデザインや各ステージの不気味さはホラーゲームとして
一流の仕上がりであり、慣れてしまえばその世界観を存分に堪能することができました。

システム 80点

戦闘を楽しみながら進むアクションホラーゲーム

SILENT HILL fのゲーム性は、
シリーズお馴染みとなっている
敵を撃退しながら進むアクションホラーゲームです。

プレイヤーは恐怖を感じながらも敵に立ち向かい、
パイプなどの手持ち武器を駆使して戦います。

戦闘にはジャスト回避やゲージを消費して繰り出す強力な技などの要素もあり、
アクション性だけでなく戦略的な立ち回りも楽しめるよう工夫されていました。

武器の種類は多くないですが、それぞれ耐久値が設定されており
無闇に使えば壊れてしまうようになっているので、
武器を失えば反撃手段がなくなるため、
「安心できる武器が消える恐怖」そのものがプレイヤーを追い詰め、
ホラーとしての緊張感を演出しています。

さらにアイテムを駆使したり、
お守りを装備して能力を強化したりと戦闘の幅も広がっていました。

また本作では、各ステージに謎解きも用意されています。
集めた情報を手がかりに進める仕組みですが、
謎解きの最中でも敵は容赦なく襲ってくるため、先に安全を確保するかなどの判断をしながら、
謎解きが必要になる場面もあります。

焦れば焦るほど追い詰められる演出が、
ホラーゲームとして大きな魅力になっていました。

謎解きの難易度は程よく、ストレスを感じさせない一方で手応えもあり、
アクションと謎解きが絶妙なバランスで組み合わされていました。
謎解きをメインにすると短めに感じるかもしれませんが、
全体として非常に完成度の高い仕上がりになっていました。

BGM 90点

和風ホラーを生かしたBGM

『SILENT HILL f』のBGMは、不協和音や環境音によって常に不安を煽り、
何も起きていない場面でさえ緊張感を与えてくれます。

舞台が日本ということもあり、琴や和太鼓を思わせる音色や間の取り方が取り入れられており、
和風ホラーならではの独特な不気味さを演出しています。

また、恐怖を与えるだけでなく、ストーリーの要所では、
キャラクターの心情や人間ドラマを一層深く印象づけてくれていました。

やり込み要素 75点

マルチエンディングと遊びやすさ

本作はマルチエンディング仕様のため、周回プレイを前提に作られています。
物語の展開はテンポが良く、
1周あたりのプレイ時間はおよそ13時間程度でサクサクと進められます。

また、周回を重ねることで総プレイ時間はさらに伸びますが、
基本的には物語重視の構成となっており、
サブクエストは多くなく寄り道感覚で楽しめる程度です。

そのためグダることなく最後まで集中して遊びやすく、
途中で投げ出すことも少ない印象もありました。

最後に

和風ホラーとして登場した人気ホラーゲーム

洋ゲーとしてのホラーも魅力的ですが、
いつもと違う雰囲気で楽しめる本作が新鮮味があり、
新しいホラー演出を楽しむことがでました。

謎の多いストーリーにもなっているので、
気になった方はぜひ考察もしながら遊んでみてください。

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