【レビュー】マフィア:オリジン ~裏切りの祖国の魅力を点数付きで解説!

4.0
ゲームレビュー
スポンサーリンク

皆さんこんにちは!
今回はマフィアシリーズ最新作
「マフィア:オリジン ~裏切りの祖国」
を実際にプレイした感想を記載していきたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

評価

マフィア:オリジン ~裏切りの祖国

総合点:80点/100点

マフィアシリーズの最新作
リニア形式でストーリー重視に楽しめる

あなたが思うマフィア:オリジン ~裏切りの祖国の評価は?

ストーリー 85点

ストーリー重視で楽しめる今作

本作の概要として
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公エンツォは人間らしい生活を手に入れるためならば、どんなことも厭わない。
奴隷労働を強いられた過酷な幼少期を経て、
彼は犯罪組織トリージ・ファミリーで名を上げるために、すべてを賭ける覚悟を決めた。

エンツォはマフィアの血の掟に身を捧げる誓いを立て、
あらゆる権力と苦難を受け入れていくのだった。だが、真実とは残酷なものー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という物語となっています。

今作では前作のオープンワールドではなく
完全ストーリー重視のリニア形式で物語が進行していきます。

前作のオープンワールド要素を魅力に感じていた方にとっては、
やや物足りなく感じるかもしれませんが

寄り道要素がない分、より本筋のストーリーに集中でき、
サブストーリーに時間を取られてメインの熱が冷めてしまう心配もありませんでした。

クリア時間は大体10時間〜15時間ほど、
コレクション要素などじっくり遊べばもう少し楽しむことも可能です。

肝心の内容としては、
マフィアシリーズではお馴染みの下っ端から成り上がっていき、
どんどん闇の仕事にも手を出してしまう、
ダークな展開を楽しむことができます。

マフィアシリーズではハッピーエンドに終わるのか、
バットエンドに終わるかの常に緊迫した展開も魅力的で、

リアルな人の裏切りや仁義を今作でも上手く表現されています。

ただし、音声は英語のみで、会話は字幕が基本となります。
そのため、戦闘中や移動中に字幕を追いながらのプレイは難しく、
字幕に気を取られて操作ミスをしてしまうこともありました。

字幕プレイに慣れていない方には少しやりづらい環境なので、
字幕サイズを「大」に設定してのプレイをおすすめです。

グラフィック 90点

リアルな景観と世界観の表現

本作では1900年代のシチリアで起こる物語となっており、
時代を感じさせる服装や武器などが多数登場します。

全体的なグラフィックはもちろん、
乗用車として馬を購入して移動に使用することができたりなど、
リアルな世界観を再現しています。

今作はオープンワールドではないため行ける場所にはある程度制限がありますが、
自然を中心とした広大さを感じさせる景観や物語の映像演出などは、
リニア式だからこそ実現できた丁寧な作り込みが反映されていました。

他にもおまけ要素として、
主人公の服装や車・馬の見た目を変更できるカスタマイズ機能もあり、
ゲーム内で貯めた通貨を使って解放でき、見た目を変えるといったちょっとした遊びも楽しめます。

システム 75点

銃撃戦・ステルス・ナイフ戦などアクション要素が豊富

今作のマフィアでも、
アクション要素も様々な要素を取り入れており、
新たにナイフ戦での近接戦闘が楽しめるようになっています。

銃撃戦では、武器の種類は少ないですが、
ショットガンやライフルなど状況に合わせて武器を変えながら戦ったり、
時にはステルスで暗殺をしたりなど、その場での対応力が試されます。

エイムなどが苦手な方には「エイムアシスト」をつけることもでき、
比較的簡単に遊ぶことも可能です。

そして、ナイフ戦では銃などを使わず、
真っ向から一騎打ちのナイフ戦を楽しむことができます。

ナイフ戦では、相手の隙をついて攻撃したり、
パリィ・回避・ガード崩しなど単純に見えて意外と奥深い戦闘になっていました。

相手によってはフェイントをかけてきたり、
攻撃パターンも違うので、ボタン連打で勝てるようにはなっておらず、

やりごたえのある戦闘を楽しむことができました。

ボス戦の多くはナイフ戦がメインで、
銃撃戦は主にモブ相手が中心となっているので、
後半はややナイフ戦寄りの展開が続きますが、
それぞれやりがいは十分にありました。

しかしボス戦でも銃撃戦とのバランス」がもう少しあれば、
さらに多彩な戦闘が楽しめたかもしれません。

また、キャラクターを強化できるチャーム要素もあり、
少し戦闘などで有利に運べる要素はありましたが、
なかなかショップなどに寄れる機会も少ないので、
忘れたままストーリーをクリアしてしまうプレイヤーも多い印象でした。

BGM 80点

時代を感じさせる雰囲気づくり

今作は舞台が1900年代のシチリアということもあり、
アメリカからの移民文化の影響で、
初期ジャズやオペラといった音楽が娯楽として流れる場面が描かれており
時代の流れをゲームの中でも感じさせてくれました。

戦闘時には緊迫感のあるBGMが流れ、
非戦闘時には人々の賑わい声や景色を引き立てる環境音が丁寧に作り込まれており、
今作での没入感を高めていました。

移動時のラジオを流しながら運転するなどの要素は今作ではありませんが、
今作なりの表現も魅力的です。

やり込み要素 70点

基本一本道のストーリー・コレクション要素あり

今作はリニア式の物語構成のため、
サブストーリーやミニゲームといった寄り道要素はありません。

前作と比べるとやり込み要素は大きく減りましたが、
ストーリーに集中できる点はもともとのマフィアシリーズらしさを楽しめる魅力のひとつです。

また、今作にはコレクション要素も用意されており、
通貨に変えられるアイテムや「狐の銅像」などを集めることができます。
戦闘中の隠し場所や移動中のマップ上など、さまざまな場所に配置されているので、
ストーリーをクリアしてから収集を目指せば、
やり込み要素としてじっくり楽しめる要素になっています。

世界観や景観をじっくり堪能しながら進めたい方には特におすすめです。

最後に

人気シリーズマフィアの最新作。

ストーリー重視になったことで、
よりマフィアの世界観を濃く楽しむことができました。

前作に比べるとやり込み要素なども含め、
ボリューム感は落ちましたが、

マフィアならではのストーリー展開は今作でも非常にお勧めです。

フルプライスの価格としても近年のゲームに比べると安い方なので、
気になった方はぜひ遊んでみてください。

おすすめゲーム紹介

伝説の配達人再び!
本作でしか味わえない独特な世界観!

NINJA GAIDEN2のリメイク作品!
欠損表現などのリアルな戦闘描写が魅力!

ゲームの中に入ってヒロインから生き延びろ!
ヒロインに襲われるパニックホラーゲーム!

ロマンシングサガ2が美しい3Dになってリメイク!
新たな連携攻撃など新要素も魅力!

今作はゼルダが世界を救う!
敵から物まで全て「借りながら」大冒険!

コメント

タイトルとURLをコピーしました