皆さんこんにちは！
今回は約9年振りの人気シリーズが復活
「マリオ＆ルイージRPGブラザーシップ！」
を実際にプレイした感想を記載していきたいと思います。

評価
ストーリー 85点
グラフィック 80点
システム 85点
BGM 90点
やり込み要素 80点
最後に
おすすめゲーム紹介

評価

総合点：84点/100点

マリオ&ルイージRPG最新作
進化した3Dデザイン

ストーリー 85点

約9年振りに帰ってきたマリオ&ルイージRPG

まず本作の概要としては、

ピーチ城の庭で過ごしていたマリオとルイージ。
2人は突然現れた不思議な空間に吸い込まれ、
大海原が広がる世界「コネクタルランド」に迷い込んでしまう。
マリオたちはこの世界の住人である「コネッタ」から、
ひとつだった大地が 「何者かの手によって」バラバラにされ、
いくつもの島に分かれてしまったことを知らされる。
窮地に陥ったコネクタルランドを救うため、
マリオとルイージはバラバラの大地をひとつにする「島つなぎの冒険」に出かける。

という物語から進行していきます。

別世界に飛ばされたマリオとルイージが新たな新キャラクター達と共に
離れ離れになった島達を航海しながら１つに戻していきます。

島をテーマにしたステージ構成のため、
ステージごとの特徴をうまく表現することができ、
ファンタジーを含めたいつものマリオの世界観を楽しむことができました。

わかりやすい話の展開や、
日を置いてプレイしているユーザー向けにも親切に作られており、
以前話した内容はキャラクターたちが「覚えているか？」と確認してくれ、
忘れていた場合は再度振り返ることができたり、
冒険をしながら各島の住人達と絆を深めていくストーリーは
マリオシリーズとして安定のクオリティとなっていました。

グラフィック 80点

３Dへと進化した新たなマリオ&ルイージRPG

本作ではマリオ&ルイージRPGの完全新作となっており、
グラフィックはNintendo Switchの性能を活かした3Dデザインへと進化していました。

ステージからキャラクターまで非常に立体感のあるグラフィックにより、
前シリーズより冒険をさらに楽しめるデザインになっています。

また各ステージの水・岩・花などなど
特徴となる風景も綺麗に表現されているので、
ステージ内を冒険するだけでもマリオ達の操作をより楽しく感じることができます。

登場する敵キャラクターたちも凶悪ながらもどこか愛嬌のあるキャラクターデザインに
子供から大人まで親しみやすいデザインとなっています。

システム 85点

コマンドバトルでも簡単なアクションが楽しめる

本作の戦闘では主にコマンドバトルが使われますが、
マリオ&ルイージならではのアクションを楽しむことができます。

敵を攻撃する時やガードする際には
「Aボタン」や「Bボタン」など二人の対応したボタンをタイミングよく押すことで、
より有利に戦闘を動かしていくことができます。

通常のRPGでは「コマンドを選ぶだけ」の戦闘が多く苦手な方も多い印象ですが、
戦闘中も目が離せないアクション要素がプレイヤーを常に楽しませてくれました。

また、ボタンのタイミングなどは敵のキャラクターによって変わっていき、
同じキャラクターだけでも最低２パターンの攻撃パターンがあるので、
テンプレな戦闘はあまりなく、新鮮味のある戦闘を味わうことができました。

そして、魅力的な要素は戦闘だけではなく、
各ステージのフィールド内で2人の力を使った「ブラザーアクション」や
謎解き要素などなど、戦闘以外でも楽しめる場面が用意されていました。

住民達のサブミッションも多く用意されているので、
各キャラクター達のちょっとしたエピソードや報酬など、
プレイヤーを飽きさせない工夫もされていました。

しかし良くない点として目立っていたのが「ボタン対応の統一」が無く、
例えばマリオがハンマーを使う際に対応しているのが「Yボタン」なのに対し、
戦闘ではジャンプボタンと同じ「Aボタン」でハンマーを繰り出す指示がされたり、
戦闘以外の場面では「Yボタン」でしかハンマーを振ることができなかったりと、
ゲーム性の難易度を上げるためではなく、
ただただ「ややこしい要素」となってしまっているのが気になりました。

またルイージなども同様にハンマーだけではなく、
基本的な操作は「Bボタン」で行うのに対し、
コマンド選択では「Aボタン」を押さなくてはならないなど、
統一感の無い操作感となってしまっていました。