皆さんこんにちは!
今回はニッチな情報探究が実際にプレイしてレビューする、
「違う冬のぼくら」を制作した会社による新作。
「違う星のぼくら」
を実際にプレイした感想を徹底レビューしていきたいと思います!
評価
総合点:78点/100点
二人で遊べるゲーム
低価格でまったり遊べる

「違う冬のぼくら」のレビューはこちらから↓
Steam販売サイト↓

ストーリー 85点

それぞれに隠された秘密を共有せず楽しむ
ストーリーの概要としては
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地球が破滅しわずかに生き残った者たちが石器時代からやり直し新たな文明を築いた世界。
やがて宇宙にまで進出できるようになった彼らは、
遠い惑星を探査し活用する計画を立てるが、
惑星と地球との距離は遠く、到着までに数百年を要するため、
探査計画の人員として死刑囚を活用することを選択した。
とある惑星へと向かう途中、探査船が故障し緊急脱出を図った2人のクルー。
見知らぬ赤い惑星に不時着した彼らには、
何としても地球に戻らなければならない理由があった。
2人は無事生還することができるのだろうか?
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と2人プレイによって進行するダブル主人公の構成になっています。

プレイヤーはそれぞれ選んだキャラによって、
操作しているプレイヤーだけが知ることができる秘密をお互いに隠した上で、
プレイしていくことになります。
そのためお互いに異なる情報を得ながら進行するため、
同じ場面でも見え方や考え方に違いが生まれ、
2人プレイでありながらもそれぞれ異なる視点で楽しめるのが本作の魅力です。
そして、場面場面で選択を迫られる展開もあり、
噛み合わない状況でも意見を一致させて物語の展開を2人で決めて行かなければならないので
選択次第で運命が変わる展開にどうなっていくのか、
ワクワクしながら進めることができました。

最終的には少し大人向けのエンディングになっているので、
結末にはそれぞれで賛否両論があるかもしれませんし、
それが面白い部分にも感じました。
物語自体は3〜5時間程度で楽しめる長さになっているので、
サクッと2人で遊びたい方におすすめです。
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※5月23日追記
アップデートにより新たに追加エンディングが見れるようになりました。
エンディングの追加について製作者からは、
「皆様からの感想・反響を受け、プレイヤーの想像に委ねていた登場人物たちの未来を
もう少し描く必要があると考えるようになりました。
今回追加されたエンディングの更にその先の未来を、
真の意味でプレイヤーに委ねたいと思ったからです。」
1周目のエンディングを迎えた方はぜひ追加エンディングも遊んでみましょう。
グラフィック 75点

前作同様のドット調で表現する独特な世界観
ゲーム画面では基本ドット調で表現されており、
前作では「見えている世界が全く違った視点」でしたが、
今作では「同じ世界観の中」でプレイヤー達はそれぞれ自分の画面上に見えている情報を伝え合い、
協力し謎を解き進めていくスタイルになっています。

前作のようなインパクトのあるすれ違いは減ってしまいましたが、
ドット絵で表現される少し不気味でありながらも、
可愛いデザインで上手く世界観を表現していました。

そして本作では、少しグロテスクな表現が増えているので、
前作のより大人向けの雰囲気でまた違った魅力を持っていました。
システム 85点

お互い助け合いながら進むパズルアドベンチャー
ゲームプレイ中は基本的にプレイヤー同士で見えている視点が違うので、
その場の状況を随時共有し合いながら謎解きを行なっています。

また、難易度が上がってくると進むのに必要なオブジェクトなどは
「自分だけ動かすことができたり」、「見えるものが違ったり」と
進むために必要な仕掛けがたくさん用意されています。

そのためお互いが通話やチャットなどで意思疎通を行いながら、
「どんなものを動かして」「どうゆう風に動けばいいのか」など、
お互いの状況を言葉だけで理解し合いながら進むという
面白いゲーム性は前作同様の魅力になっています。

肝心のパズル要素には少しギミックの使い回しも見られ、
新鮮な仕掛けもあるものの、基本的には同じ構造をより難しくしたパズルが中心です。
その為、終盤にかけてはパズルを解く楽しさよりもストーリーの続きが気になり、
やや中だるみを感じてしまう場面もありました。

しかしゲームシステムとしては頭を使うだけではなく、
キャラクターを動かしたりなどの、
アクション性も備わっており、
バランスの取れたゲーム性で楽しむことができます。
BGM 80点
世界観に合わせたやさしいBGM
本作でのBGMは派手なメロディではなく、
物語や世界観に寄り添うような静かな曲調が中心です。
ピアノやアンビエントなサウンド調がプレイヤーの感情をそっと後押しし、
場面ごとの雰囲気を丁寧に演出しています。
特にストーリーシーンでは、
音の少なさや間の取り方が逆に印象を強く残し、
ゲーム全体に独特の世界観を感じさせてくれました。
やり込み度 60点

ストーリー重視の初見を楽しむゲーム
やり込み度としてはストーリー重視の作品でもあるので、
やり込める要素はほとんどありません。
しかし初見でのストーリーの展開やプレイヤーを楽しませるギミックが用意されていたり、
選択肢によって展開が変わるマルチストーリーでは、
エンディングを見た後はつい2周目を回して違った展開が見たくなるような、
インパクトのあるストーリーになっているので、
長時間遊ぶ目的で購入しない限りは充分に楽しめる作品だと思います。
またプレイ中のほとんどは2人の視点がそれぞれ違っているので、
キャラクターを入れ替えての再プレイは答え合わせのような形で楽しめました。
最後に
二人で遊べるおすすめのゲーム。
前作同様見えているものが違う不思議な状況に、
離れてのマルチプレイでもワイワイと遊ぶことができました。
長時間遊べるゲームではありませんが、
ロープライスでゲーム性としても楽しめる作品なので、
気になった方は是非遊んでみてください。

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