【レビュー】スプリット・フィクションの魅力を点数付きで解説!

ゲームレビュー
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皆さんこんにちは!
今回はゲームアワードを獲得した「it take two」の会社が送る最新作
スプリットフィクション』(Split Fiction)をプレイした感想を記載していきたいと思います!

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評価

スプリットフィクション

総合点:89点/100点

二人でプレイする協力型ゲーム
SFとファンタジーの世界観が魅力

あなたが思うスプリット・フィクションの評価は?

ストーリー 90点

想像の物語から始まる大冒険

スプリット・フィクションの物語の概要は
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
創造力を奪うマシンによって自分の物語の世界に閉じ込められた
二人のライター「ミオ」と「ゾーイ」
失われた記憶とアイディアを取り戻すため、
それぞれが作り上げた世界、SFとファンタジーの世界を行き来しながら
今までにない大冒険を繰り広げます
果たして二人は、すべてを取り戻し無事に現実へと帰還できるのか
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という物語になっています。

本作の魅力はSFの世界とファンタジーの世界を行き来しながら展開されるストーリー
となっており、
想像で作り上げた世界を現実のように体験していくことになります。

その想像で作られた世界は「ミオ」と「ゾーイ」それぞれの思いが込められた作品でもあり、
ストーリーが進んでいくごとに彼女達の過去や願いが浮き彫りになっていきます

最初は仲違いしていた二人にも冒険をしてくうちに友情が芽生え
お互いをリスペクトし合う関係性の変化や巨大な陰謀に立ち向かっていく展開は
世界観が次々と変わるゲーム性でありながらも複雑な展開はなく
二人を応援しならが楽しめるストーリーになっています。

また、本作は二人プレイ専用ゲームでもあるので、
それぞれで「ミオ」「ゾーイ」になりきりながら彼女達に感情移入ができる、
壮大で心揺さぶるストーリとなっていました

グラフィック 95点

SFとファンタジーの世界が両方楽しめる

スプリット・フィクションでは、
SFとファンタジーの世界観を楽しみながら冒険するゲームとなっており、
SFの世界ではサイバーパンクな世界観から繰り広げる飛行戦や銃撃戦
ファンタジーの世界では魔法と神秘が息づく中世風の世界観を中心に
別の生き物になったりとそれぞれの違いを楽しむことができました

世界観が2つあるゲーム性で、
困惑してしまいそうなイメージがありますが、
2つの世界はゲートごとにしっかりと区切られているので
違和感なく2つの世界を体験することができ
登場するモブキャラクター達も個性的でそれぞれのテーマがしっかりとしていました

そしてグラフィックも美しく
背景の細かい作り込みやどこかの作品をオマージュしたような表現など
プレイヤーを楽しませてくれる工夫も冒険をしていく上で1つの魅力となっていました

システム 95点

ステージごとに遊び方が変わる工夫されたゲーム性

スプリット・フィクションでは
協力が不可欠のゲーム性になっており、
2人で協力しながら進むことができるゲーム性になっています

協力プレイではそれぞれで役割が変わることが多く
サポート側に回ってパートナーを助けたり、
違った武器を使いながら連携攻撃を繰り出したりと、
2人で楽しむことに特化しているので
一緒に考えたり戦ったりと友達や恋人とのプレイが非常に楽しい
協力ゲームとして最大の魅力を引き出していました

また、ステージが変わるたびにSFやファンタジーと交互に世界観も変わり
遊び方や使える能力もどんどん変わっていくので
ステージごとに新鮮味のあるゲーム性を味わうことができ
やめ時がわからないほどのやりがいがありました

そして、本作では「フレンドパス」で遊ぶことができ、
1人がソフトを所持していれば、もう1人は未購入でも最後まで一緒に無料でプレイできます
友達や家族と気軽に協力プレイを楽しめるのが大きな魅力です

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BGM 80点

世界観をより引き出すBGM

スプリット・フィクションでは、
2つの世界を行き来する展開から、
よりそれぞれの世界観が濃く表現されており
それを強調するためのBGMが役立っていました

SFとファンタジーで異なる魅力を表現し
冒険を感じさせる壮大なBGMが未知の世界を楽しませる手助けにもなっていました

やり込み度 80点

サイドストーリーの豊富さ

スプリット・フィクションでは
各ステージごとに「サイドストーリー」が存在しており、
10分〜20分ほどで遊べるミニゲームのような形で楽しむことができます

そしてミニゲームではありますが内容は決して単純な作りではなく
本編同様にゲーム性や見た目も変わるので新鮮味があったり、
協力ではなく「競争として一緒に楽しめるミニゲーム」があったりと

サイドストーリーならではの世界観とゲーム性で、
おまけとは思えないほどの作り込みがされていました

またサイドストーリーの数も多めに作られているので
全体的なプレイ時間としても長く遊べるコンテンツとなっています

最後に

協力プレイゲームとしては傑作と言えるほどの高クオリティ
「it take two」に引けを取らない面白さがありました。
二人で遊べるゲームを探している人には非常におすすめです

ゲーム性が次々と変わるのでゲームが苦手な方にとっては
少し難易度が高い場面もいくつかありますが
片方がやられてしまっても、もう片方が生きていれば復活できる優しい仕様にもなっているので、
お互いの絆を深めるきっかけにもおすすめの作品です

ゲーム好きな方にとっても驚かされるほど工夫されたゲームなので、
どちらの層にも楽しめるおすすめのゲームでした。

ゲームアワードを獲得した「it take two」のレビューはこちら

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