皆さんこんにちは！
今回はPSプラスフリープレイからでも遊べる
「蚊」
を実際にプレイした感想を記載していきたいと思います。
評価
総合点：75点/100点
蚊になって人間の血を吸いまくる
シュールさと絶妙な操作性がクセになる
ストーリー 70点
蚊になって山田家を襲うコミカルなストーリー
本作ではプレイヤーが蚊となって、
一つの家庭である山田家の人たちから血を吸っていく物語になっています。
物語の進行は基本的にプレイヤー目線ではなく、
山田家の日常的な会話から進行していき、
蚊の存在に気づいた山田家は次第に過激な対策へと乗り出していく、
コミカルでシュールな物語となっています。
ボイスはフルボイスで楽しむことができ、
ムービーの流れも非常に簡易的なので、
ちょっとした息抜きとして楽しめるストーリー性でした。
グラフィック 75点
蚊の目線で楽しみながら一家を襲う
蚊では、
山田家の各部屋をステージごとに巡りながら、
父・母・娘・娘の友達を襲っていきます。
それぞれの部屋は平成初期の時代によく見るような部屋が忠実に再現されており、
部屋内を自由に動き回ることができます。
元々プレイステーション2にて発売された作品なので、
グラフィックが良いとは言えませんが、
コミカルな世界観とネタ要素の高い演出がグラフィックの荒さに違和感を感じさせない、
魅力的な作品となっていました。
システム 85点
蚊になって血を吸いまくる
蚊では、
山田家の人たちにバレないように血を吸って、
死なずにクリアラインまで血を吸うことができればクリアとなっています。
各ステージごとに部屋が変わっていき、
一部のオブジェクトに触れることで山田家の人たちを誘導することができたり、
HPを増やすことができるアイテムや血を吸う量を増やせるアイテムなど、
部屋を探索しながら血を吸う隙を窺っていきます。
血を吸えるポイントは決まっているので、
山田家の人たちにバレないように近づきこっそりと血を吸っていきます。
長いあいだ血を吸ったり、目の前をうろうろしてしまうと、
山田家の人たちとのバトルが始まり、プレイヤーを倒そうと襲いかかってきます。
蚊の操作は常に飛んでいる状態なので操作が絶妙に難しく、
思うように動けなかったり山田家の攻撃を受けてしまうとHPが削られ、
０になってしまうとゲームオーバーになってしまします。
シュールさが目立つ世界観ながらも、
やりがいのある操作性や蚊の気分になって操作できるゲームシステムは、
今までにない斬新なゲームとして楽しむことができました。
また、後半になるにつれて山田家の人たちも蚊に対する対策も過激になっていき、
より難しく、シュールさも増していくので飽きることなく遊ぶことができました。
BGM 70点
山田家の心情を表すBGM
蚊で使用されているBGMは、
山田家の心情を表すかのような曲調になっており、
蚊を見つけていない間は優雅な曲調のBGMが使われています。
逆に蚊を見つけたときには、
荒々しいBGMと共に蚊に襲いかかってくるので、
バトル中はプレイヤーの緊張感も高めてくれました。
やり込み要素 75点
コレクション要素やクリアタイムのやり込み
蚊ではストーリーと共に全体的のクリアタイムは2時間〜4時間と短めの長さとなっています。
サクッと遊べる印象ですが、
各ステージごとにコレクション要素であるアイテムが隠されており、
回収していくことで、蚊のカラーリングを変えることができるようになったり、
部屋の探索を楽しむことができたりとやり込み要素が用意されています。
隠し場所は部屋ごとにそれぞれなので、
細かい探索が必要なほか、ステージ後半では常に襲われている状態なので、
逃げながらのコレクション収集が難しかったりと意外とやり込みが必要になっていきます。
また、ステージごとにクリアタイムの平均スコアも用意されており、
全体のプレイ時間も短いので、気軽に周回しながら楽しむこともできました。
最後に
シュールとコミカルさで気軽に楽しめる作品。
斬新な世界観とゲーム性で他にはない魅力的な作品となっていました。
元々プレイステーション2のみで発売されていた作品ですが、
現在ではPSプラス会員になることで遊ぶことが可能です。
プレイステーション2を持っている方であれば、
安価で中古品を購入することも可能なので、
気になった方はぜひ遊んでみてください。
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