【感想】 成瀬は天下を取りに行く 感想と魅力

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皆さんこんにちは!

今回は「2024年本屋大賞」を受賞した「成瀬は天下を取りに行く」を読破したので、
その感想と魅力を記載していきたいと思います!

成瀬は天下を取りに行く

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感想

ストーリー

物語の内容としては

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。

という成瀬あかりが突拍子もないことを
当然のように初め様々な人たちと関わっていく青春小説です。

上記のあらすじ通り彼女は少し変わった学生でありながらも、
自分の人生は自分で決めて、どう転んでも納得の行くまで決めたことをやり続ける
彼女の生き方が読者にはブッ刺さる物語でした。

物語の中では変人と呼ばれ周りの学生からは近寄りがたい存在の彼女、
当たり前の世間の流れに逆らう彼女の姿勢を良く受け止めるか悪く受け止めるかは
読者次第
です。

しかし、本書では彼女の行動を悪く受け取った方はほとんどいないと思います。
物語の中で彼女の生き方に羨ましさと勇気をもらった方が多いと感じられるほど、
彼女の魅力を敷き詰めた作品でした。

本書の魅力

①読書初心者でも読みやすい!

本を読むというのは得意な人と苦手な人がいると思います。
そんな私も正直文字だらけの書籍を読むのは苦手な人です。

しかし、本書では
・物語がわかりやすい(話の区切りがしっかりとしている)
・テーマが日常の物語
・展開が難しくない
・内容がイメージしやすい

というように
文字だけの本を読む苦手な人でも読みやすい要素がたくさん詰まっていることでした。

難しいミステリーやファンタジー要素はなく
ただただ読みやすいです!

もちろんミステリーやファンタジーも読み慣れてくれば、
そのジャンルにしかない魅力
がたくさん詰まっていますが、
皆さんが知っている現実と重ねることができ、
そんな中で彼女の魅力を知れる本書が私にとっては
すごく気軽に本を読める素晴らしい本書でした。

②自分の考え方にもヒントをくれる

読書が苦手な方には「本を読んで一体何があるの?
という疑問から本を読むのが苦手な方もたくさんいらっしゃる方と思います。

本は読んでみないと魅力が伝わりづらいジャンルの一つですが、
本書は成瀬あかりという子から人生の歩み方を教えてくれます。

すごく大袈裟に聞こえるかもしれませんが
学生時代・現役の方でも心のどこかで「こんなことがしてみたい、あんなことがしてみたい」
と思いつつも周りの視線や言葉を聞いて「やっぱりやめとこ、どうでもいいか」
蔑ろにしてきたことが多いと思います

そんな中彼女は周りの目や意見も気にせず「本当はやりたかったこと」
実現させるために行動し挑戦しているのです。

特に学生時代を終えた方には伝わるんじゃないでしょうか。

彼女の生き方が学生時代を終えた今でも魅力的にみえ、
同じように生きていきたいと考えさせる魅力
今の自分の生き方を考え直す機会
現役の学生の方には彼女のように後悔しない生き方
今のうちにしてほしいそんな勇気をもらえる作品です。

上記のように読みやすい・自分の価値観を増やしてくれる本書は
時間がない方でも隙間時間を見つけて、
一日数ページ読むだけでも問題ないほどお勧めできる作品でした。

続編も発売中!

本書は成瀬の魅力を語りつつも、
彼女の成長物語も魅力の一つです

続編の物語では成瀬の魅力は変わらずさらなる展開で、
彼女の成長も大きく見れる作品です。

「成瀬は天下を取りにく」を読み終えた方は
すっかり彼女のファンになっていることかと思います。

そんな続編もぜひ読んでみてください。

成瀬は信じた道をいく

続編の感想はこちらから↓

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